
「不用品回収を業者に頼むと高そうだから、自分で持ち込んだ方が安いのでは?」と考える方も多いでしょう。
しかし、どこに持ち込めるのか、どんなものが持ち込めないのか、また料金はどのくらいかかるのかを理解していないと、思わぬトラブルや手間につながることもあります。
この記事では、不用品回収を持ち込みで行う仕組みや方法、費用相場、メリット・デメリットを解説します。
できるだけ安く・安全に処分したい方は、ぜひ参考にしてください。
不用品回収を持ち込みで行うとは?

不用品回収を持ち込みで行うことの基本は次のとおりです。
- 持ち込み処分の基本と仕組み
- 持ち込みできる不用品・できない不用品の種類
それぞれ解説します。
持ち込み処分の基本と仕組み
不用品回収の持ち込みとは、自宅まで業者を呼ばずに、自分で処分場や施設へ直接不用品を運び入れる方法を指します。
主な持ち込み先は、自治体の清掃センターやリサイクル施設、または回収業者の持ち込み対応窓口などです。
通常の不用品回収では、作業員の出張・搬出・運搬にかかる費用が加算されますが、持ち込み処分ではその分を節約できます。
一方で、運搬や積み下ろしをすべて自分で行う必要があるため、労力がかかります。
持ち込みできる不用品・できない不用品の種類
持ち込み処分で受け入れ可能な品目は施設によって異なりますが、一般的には以下のような傾向があります。
持ち込みできるもの
- 家具(タンス・机・椅子など)
- 寝具・衣類
- プラスチック類など
持ち込みできないもの
- テレビ・洗濯機・衣類乾燥機・エアコン・冷蔵庫・冷凍庫
- ガスボンベ・塗料・バッテリーなど危険物に該当するものなど
持ち込みの可否は自治体や業者の公式サイトで確認できるため、事前に確認しておきましょう。
不用品を持ち込みで処分する3つの方法

不用品を持ち込んで処分する3つの方法は下記のとおりです。
- 自治体の粗大ごみ回収サービスに持ち込む
- リサイクルショップ・リユース施設に持ち込む
- 不用品回収業者の持ち込み対応サービスを利用する
順番に説明します。
自治体の粗大ごみ回収サービスに持ち込む
最も一般的かつ低コストなのが、自治体の清掃工場や環境センターへ直接持ち込む方法です。
多くの自治体では、平日や土曜日に一般家庭の不用品を受け入れており、受付時間内に持参することで処分できます。
処分手数料は、重量や品目ごとに設定されており、家庭ごみの範囲内であれば数百円〜数千円程度が一般的です。
長崎市の粗大ごみ料金は下記をご参照ください。

リサイクルショップ・リユース施設に持ち込む
まだ使える家電や家具、雑貨類は、リサイクルショップやリユースセンターに持ち込むのもおすすめです。
状態が良ければ買い取ってもらえるため、処分費がかからないどころか現金化できるケースもあります。
ただし、汚れや破損があると買取不可になる可能性が高いため、清掃や動作確認をしてから持ち込みましょう。
不用品回収業者の持ち込み対応サービスを利用する
不用品回収業者が持ち込み専用窓口を設けているケースもあります。
費用は業者によって異なりますが、持ち込み割引や定額プランを用意していることもあります。
ですが、実際に持ち込んでみると追加費用がかかる悪徳業者も存在します。
下記の記事を参考に、安全な業者か確認してください。

不用品回収を持ち込みする際の費用相場

不用品回収を持ち込みする際の費用相場は以下のとおりです。
- 自治体の処分施設に持ち込む料金目安
- リサイクルショップ・買取型の費用
- 業者への持ち込み依頼時の相場
順番に解説します。
自治体の処分施設に持ち込む料金目安
自治体の清掃センターに直接持ち込む場合、安価に済むのが特徴です。
目安としては10kgあたり60〜200円程度。
ただし、受付時間が限られていることが多く、混雑状況によっては搬入まで時間がかかることもあるため、余裕を持って計画しましょう。
リサイクルショップ・買取型の費用
リサイクルショップへの持ち込みは、処分費用がかからないどころか収入になる可能性があります。
家具やブランド品、スポーツ用品などは状態次第で高額買取のチャンスもあります。
ただし、動作不良や汚れがあると有料になる場合もあるため、持ち込む前に動作確認などを行いましょう。
業者への持ち込み依頼時の相場
不用品回収業者に持ち込みを依頼する場合、各業者の1点ごとの単価や、持ち込み割引料金があるか確認しましょう。
出張引き取りに比べて安く済むことが多く、まとめて処分したい方に向いている選択肢です。
持ち込み処分のメリットとデメリット

持ち込み処分のメリットとデメリットは下記のとおりです。
- メリット:コストを抑えられる・即日処分できる
- デメリット:運搬が大変・搬入制限やルールがある
それぞれ説明します。
メリット:コストを抑えられる・即日処分できる
出張費や作業費が不要なため、業者依頼よりも安価で済みます。
また、持ち込みの場合はその日のうちに処分できることが多く、「即日で片付けたい」という場合にも向いています。
デメリット:運搬が大変・搬入制限やルールがある
一方で、持ち込みは運搬作業がすべて自己負担となるため、重い家具や家電の運搬が大変です。
また、施設ごとに受付時間や持ち込み制限があり、事業系ゴミやリサイクル対象家電は断られることもあります。
持ち込みが難しい場合は信頼できる不用品回収業者を活用しよう

中村トランスポートは、不用品回収や残置物撤去、遺品整理などを行っている業者です。
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急な片付けや遠方の依頼にも柔軟に対応してくれるため、「信頼して任せられる業者を探している」という方におすすめです。
自分に合った不用品処分方法を選ぼう

不用品の持ち込み処分は、費用を抑えたい人や自分で作業できる人にとって有効な方法です。
一方で、重たい荷物が多い場合や車がない場合は、無理をせず業者の出張回収を検討しましょう。
中村トランスポートでは、スケジュール次第で即日対応も行っていますので、お気軽にお問合せください。

